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2008.02.03 Sunday 仮歯で紅白 2回
名古屋の有名な先生から、ある人がインプラントで非常に困っているので診て欲 しいとの紹介を受けたのは、今から4,5年前のことである。

VIPだということで、紹介を受け、お会いしたらなるほど、VIPであった。何でも、大阪の有名な歯医者さんでインプラントを受けたがあちこち調子悪く、 痛くて食事も出来ないとの事で、その先生のところに相談にいらしたそうだ。

基本的に芸能人の方々は忙しいが、大御所であればあるほど、スケジュールを自分でコントロールすることが可能なようだ。しばらくは、治療優先にとのこと で、2年がかりで治療をすることになった。患者さんとしても非常に優秀な方で、セルフケアの重要性もよく認識していただき、また、治療にもこまめに通って いただけた。

インプラントのみならず、通常治療も含め、数名の歯科医師を抜擢し、チームを組む。基本的に私は、根管治療を行わないので、腕の良い根管治療を行ってくれ る歯科医師を選んだ。

インプラント治療で最も困ったのは、使われていたインプラントである。レントゲンからほとんどのインプラントの区別はつくが、判別以前に愕然とした。以前 のブログにも少々触れたことがあったと思うが、流通性の低いというより、あるグループが独自に開発したインプラントであった。しかも、ワンピースインプラ ントである。

簡単に抜けてしまった、インプラントはまだ良いが、中途半端に残ったインプラントを工夫して残し、使っていくには私だけではなく、患者さんも大変苦労し た。

その患者さんには、職業上、絶対仮歯は嫌だと最初に言われた。

私のポリシーは、例えアメリカ大統領であろうと、稲川会の頭であろうと、出来ない仕事は引き受けない。仮歯に変えさせてもらえなければ、治療が出来ないの で、一旦は断ろうとも思ったが、仮歯で不自由はさせないと説得し、治療を開始させてもらった。

基本的に私の専門は歯周病治療である。歯周病の治療は、簡単に言うと口の中のリフォームだ。然るに、古い冠や詰め物を全て取り外し、仮歯に変え根気強く口 の中の環境整備をしていく。歯周病治療の中で、最も治療に長い時間を費やすのは仮歯作りだということも良くある。

当然、仮歯作りが得意になるのはあたり前田のクラッカーで、このケースについてもかなりの自信があった。上顎はほぼ全て、下顎は前歯部全てと臼歯部の一部 を仮歯に変え治療を行った。

結果は、大満足していただいた。いやむしろ、仮歯は軽く、色や形の修正が容易で、患者ニーズに即座に対応できるため、仮歯のままで居たいと何度か言われた ぐらいだった。

仮歯で紅白にも2度出ていただいた。もちろん、誰も気づかない。生放送の紅白で、仮歯が外れたら歯医者を辞めるぐらいの覚悟をしていた。大げさだが、その くらい内心、自信があった。

以来、心配性な患者さんに、仮歯だと見栄えが悪かったり、すぐ取れたりしませんか?と必要以上に懸念される場合には、「大丈夫。仮歯で紅白に2回出た人が いますから、紅白に出るほどのことはないでしょ?」と説得すると、皆、笑いながら安心してくれる。

良い、説得の口実が出来て、私も別の意味でも仕事をさせていただいて感謝している。


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