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2007.11.05 Monday スペイン・ インプラント学会紀行ー第4日目ー

2007年10月27日(土)バルセロナ:雨のち晴れ
早朝2時半頃、激しい雨音で目がさめた。スペインに雨 は似合わな い。昨晩のワイ ンがまだ残っているのか、遠い意識の彼方で、雨音は夢だと言い聞かせてい た。「ブルッ!ブルッ!」テーブルの上の携帯が震える。メールだ。寝ぼけながら携帯を手にし、メールをチェックするが、入っていない。???・・・今の音 も夢かと、携帯を再びテーブルに置こうとした瞬間「もしや・・・」と気づいた。ここ2−3日で、メールが入ってきているのに携帯を見ても入っていないこと があった。携帯の調子が悪いのか、私の勘違いかと思っていたが、機械がミスをするより、人がミスをする確率の方がはるかに高い。今回持ってきた携帯は出国 直前に購入。今まで使用していたワンセグ携帯は3Gでも海外ローミングが出来ないタイプであったのでこれを機に機種変換した。現行のワンセグ携帯は何かの 理由から全て、海外ローミングできないそうだが、この冬から、ワンセグでも海外ローミングできる機種が出るそうだ。

購入後あれやこれやと、携帯をいじって いたことを思 い出した。 メールフォルダ毎に、セキュリティーをかけようとしていたら分からなくなってやめてしまっ た。その時「家族フォルダ」だけ中途半端にもシークレットモードに設定してしまい、秘匿されていたのに気づかないでいた。あわてて、シークレットモードを 解除する。フォルダには、上の子からメールが3通入っていた。日を変えて、短いが「おやすみなさい」や「おはようございます」などのメールが入っていた。 子供達には、何度か、こちらからメールを送るが、返ってこないのでおかしいなと思っていたら、この始末である。すぐに返信メールを送るが、罪悪感も手伝い 急に声が聞きたくなったので電話もかけた。上の子は、まさか遠い異国の地から電話が来るとは思っていなかったらしく、驚いた様子だった。日本も雨足が強く なっているそうだ。契約関係の書類があるので、送るという。メールで送るよりはFAXで送ったほうが確実ということで、ホテルへFAXしてもらうことにし た

本日は学会最終日。ほとんど毎日同じ朝食を食べた後、 部屋のある5 階(日本で言 う4階)のテラスが輝いているのが目に入る。早朝の雷雨が嘘の様に晴れ上がり、スペインの強い日差しにキラキラと輝いている。

学会会場へ向かう。2度寝したため、少 々遅い登場で あった。会場 の入り口付近から、後輩3名がこちらに歩いてきた。13時のポスターセッションまで、ピカ ソ美術館を見学にいくということだ。一応立場上、忠告するが、午前中のセッションにはあまり興味がないため、私も同行することになった。再び、地下鉄でホ テルのあるJaumei T(ジャンメイ・プリメール)へ戻り、ピカソ美術館へ行った。1人6ユーロでチケットを買い、中に入る。日本人やどこの国か分からない人の団体が、時々、 私た ちの芸術鑑賞の邪魔をする。いつも思うが、美術館では団体さんはお断りにしてもらいたい。博物館なら他人の説明もいいが、美術品は人の説明を受けて納得す るものではないのではないだろうか。説明は美術品の横にある注釈で十分だ。

館内にはイッチャッテナイ・ピカソの上 手な絵から、 イッチャッ タ・ピカソの下手な絵が陳列してある。が、しかしである。20世紀最大の巨匠の絵は、感性を 共有できない者にはあいにく理解できない。イッチャッテナイ・ピカソの絵は確かに上手だが、時折、心のトラウマ(があったと、心理学者や精神科医は分析で きるのではないか)をチラつかせ、影を効果的に使っているぐらいが感心できる程度である。イッチャッタ・ピカソの絵は、芸術と悪ふざけの境界が、本人も区 別が出来なくなっていたと思われる。確かに、見入ると面白い絵もあるが、ほとんどは稚拙で、情熱を感じない、悪ふざけの絵である。裸の王様に最後は誰も、 裸だと言えなくなってしまったかのようだ。誰が何と評価しようが、私はピカソの絵に芸術的なセンスを感じることは出来なかった。土産コーナーで、子供用の Tシャツと、トイレに飾る小さな絵を購入した。私にとってピカソの絵の飾られる場所はそこ以外にない。

さて、ピカソの絵より、学会会場でポス ターセッショ ンだ。どうい うわけか、今回は2日間に渡り、自分のポスターの前に立たないといけない。会場に残ってい た後輩の一人に会った。午前中の講演はつまらなかったと言っていたが、ピカソもつまらなかったと告げた。昨日スリに遭ったその後輩の部屋は昨晩、ドン!と いう音と共に天井の壁が落ちてきて、雨漏りがするようになったそうだ。日本に帰ったら、お払いをしてもらったほうが良さそうだ。

ポスターセッションの後は、最後の一般 講演を聞きに メイン会場 へ。つまらなかったら出て観光にでもということで入ったが、結構面白かった。おそらく、昨日 の「外科手技」と同じかそれ以上。「学際的インプラント治療」ということで、特に、矯正医とのコラボレーションは良かった。外科の仮骨延長術のようなこと を、矯正で行う。外科のような派手さや即時性は無いが、治療がスマートな感じだ。結局、最後までいた。
夕食は、こちらに来て早々に行って入れなかったレスト ランに再び 行ってみた。 「4 GATS:クワトロ・ガッツ: 4匹の猫」という店だ。何でもピカソが若い頃に通った店だそうだ。日本でいうなら「松栄亭」。夏目漱石が通った店という感じか。店に着くと、食事の斬込隊 長が“堪能な”スペイン語で人数を告げると、その相手もろくにしてくれないぐらい店内は込み合っていた。私はその店員の高慢な態度にちょっとムッとなった ので、直ぐに他に行こうとなった。しかし、斬込隊長が店員に呼び止められ、スペイン語と若干の英語で何やら話しかけられている。どうやら、22時までなら 良いということだ。こちらの時間は大体3時間ぐらい遅い。店も20時ごろから始まる店が多く、日本人の感覚でこちらの22時は19時だ。そのあたりが一番 込む時間で予約も多いのであろう。当然、我々は2時間もいられれば十分なので、そこで食事をさせてもらうことにした。中に入り、店員も忙しい。いかにも繁 盛店という感じで料理も期待できそうだ。とりあえず、ビールを頼み、乾杯。すると、ウェイターが我々のテーブルにあった全てのグラスを片付け始めた。失敬 な給仕である。慌てるなんとかはもらいが少ないという日本の諺を教えてやろうか。彼の表情と態度から「水とワインを頼まない奴なんて、食事の仕方も知らな い異教徒め!」と感じ取れたので、グラスを持って帰った直後に、ワインのメニューを持ってこさせ、ワインを注文。ウェイターは驚いて、スペイン語で「$ &‘’$“#%&‘&*?¥*‘〜&%$?」と目を丸くしてしゃべりながらワインを持ってきた。そして全員がワインを注いでもらった最後に「水も くれ!」と注文。さすがに、グラスを片付けたのは自分の早とちりだと気づいたらしく、再び「’&‘*+?>|¥^&$”!」とバツが悪そうにしゃべりなが ら、再びグラスを出し、水も注いでくれた。


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